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  • 2026.10.28ベトナムの今を見てきました。 ― 明和ベトナムと、変わりゆくベトナムのものづくり ―

    Category | お知らせ

    平素より株式会社明和のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

     

    先日、明和から営業部門と管理部門のメンバーが、ベトナムへ出張しました。

    明和には、ホーチミン市(旧ビンズン省)に海外生産拠点である「明和ベトナム」があります。

    今回の出張では、明和ベトナムの工場や製造現場の確認、日本から送っている部材の管理状況の確認だけでなく、現地スタッフとの打ち合わせや交流、そして現在のベトナムの街や人々の様子にも触れる機会となりました。

    今回は、実際に現地を訪れて感じたことを交えながら、「明和ベトナムの今」と「ベトナムのものづくりの現在」をご紹介します。

     

    明和ベトナムへ

    ホーチミンの空港を出て、まず目に入るのは出迎えの人の多さです。ベトナムでは、航空券を持たない人は空港の建物に入れないため、出迎えの人は外で待つことになります。まるで有名人の到着を待つかのように、空港の外に人があふれる光景は、以前から変わらないベトナムらしい景色です(以前より少し落ち着いたと感じたメンバーもいました)。

    街へ向かう道は、相変わらずの渋滞。宿泊したホテルの周辺も、常に車とバイクであふれています。

    街には高層ビルやマンションが立ち並び、建設中の建物も数多く見られます。毎年訪れているメンバーによると、この1年だけでも新しいビルが建ち、道路の拡張工事も進んでいるとのこと。街の活気から、ベトナムの発展がうかがえます。

    移動手段にも変化があります。今は配車アプリ「Grab」で車を呼ぶのが当たり前になっていて、流しのタクシーはなかなかつかまらないほどです。

    ベトナム・ホーチミンのタンソンニャット国際空港の様子。雨の駐機場、手荷物受取所、出迎えの人で混み合う到着口、タクシー乗り場の4枚

     

    いよいよ今回の目的地、明和ベトナムの工場へ。ホテルからは車で40分ほどの道のりです。工場の周辺の景色は大きく変わっていませんが、行き交うトラックが増えていたのが印象的でした。

     明和ベトナム(MEIWA VIETNAM CO., LTD.)の工場外観と、正門の社名看板

     

    明和ベトナムでは、こんな仕事をしています

    明和ベトナムは、明和の海外生産拠点として、現地スタッフとともにものづくりを行っています。

    日本とベトナムでは、それぞれ得意とすることが異なります。

    日本では、お客様との打ち合わせや技術的な検討、品質面での対応などを行い、ベトナムでは実際の生産活動を担っています。

    こうした役割分担によって、日本とベトナムをつないだものづくりを行っています。

    新しい製品の量産立ち上げは日本で行い、生産が安定した段階でベトナムへ移管する。こうした流れで、品質を保ちながら量産を担っています。

     明和ベトナムの工場内。マシニングセンタが並ぶ通路、マシニングセンタの前で作業するスタッフ、プレス加工エリア、マシニングセンタのライン

     工場に入ると、現地スタッフがそれぞれの持ち場で作業をしています。

     お客様からの増産のご要望にお応えするため設備も増えてきましたが、工場内はきれいに整理整頓されていて、実際よりも広く感じられるほどです。床の清掃も行き届いています。現在は昼夜2交代制で、土日も稼働する体制をとっています。お客様の需要に合わせて生産体制を整えてきた、明和ベトナムの今の姿を感じる光景です。

    工場内のロボットは、安全柵に囲まれた産業用ロボットで、決められた枠線の中にきれいに収まっています。柵のいらない協働ロボットも取り入れている日本の工場とは、少し違った光景です。

    働く社員一人ひとりの挨拶や清掃、身だしなみも徹底されていて、現場の良い雰囲気が伝わってきました。

    日本から出向している社員や出張した社員と現地スタッフが打ち合わせを行う場面もあり、普段は離れた場所で仕事をしている社員同士が、直接顔を合わせる貴重な機会となりました。

    今回は、日本から送っている部材の棚卸や管理方法についても、現地のスタッフと一緒に確認しました。日本向けの製品を中心に生産しているため、部材や製品の輸出入の管理は、日本とベトナムをつなぐ大切な仕事です。

     

    「安いからベトナム」だけではない

    ベトナムの製造業というと、

    「人件費が安い生産拠点」

    というイメージを持つ方も多いかもしれません。

    もちろんコスト競争力は今もベトナムの魅力の一つです。

    ただ、円安や現地の人件費上昇もあり、「コストだけ」でベトナム生産を選ぶ時代ではなくなりつつあります。

    電子機器、半導体、自動車、機械など、さまざまな製造業がベトナムに進出しています。

    海外企業の進出によって製造業の裾野が広がり、それに伴って現地の技術や人材も少しずつ変化しています。

    これからのベトナムでは、

    人材、技術、品質、生産性、そして自動化

    といった要素が、ますます重要になっていくと思われます。

     

    実際に現地へ行って感じたこと

    今回の訪問では、数字やニュースだけでは分からない「現地の変化」を感じることができました。

    例えば、街の景色。

    街中には新しい建物や店舗が増え、経済発展を感じる場面が多くある一方で、少し郊外に出ると、熱帯らしい緑豊かな景色が広がり、日本との違いを感じます。

    食事も、香草が苦手でなければ日本人の口に合うものが多く、スープなどは薄味でやさしい味わいです。現地に駐在している日本人社員と食事をともにしながら、現地での暮らしについて話を聞く機会もありました。

    また、工場で働くスタッフを見ていると、若い世代が多いことにも気づきます。

    ベトナムは平均年齢が比較的若く、これからも多くの人材が製造業を支えていくことが期待されています。

      

    もちろん、実際に一緒に仕事をしてみると、日本との違いを感じる場面もあります。

    仕事の進め方、コミュニケーション、生活環境など、文化の違いによる難しさもあります。

    しかし、そうした違いを理解し、お互いの良さを生かしていくことが、海外拠点との仕事では大切なのだと改めて感じます。

     明和ベトナムの作業現場。安全柵とともに整然と並ぶロボット付きマシニングセンタ、ロボットセルの前で作業する現地スタッフ、確認作業をするスタッフ、部品を扱う産業用ロボット

     

    営業と管理、それぞれの視点

    今回の出張では、営業部門と管理部門の社員がそれぞれ現地を訪れました。

    同じ場所を訪れても、見るポイントは少し違います。

    毎年のように訪れているメンバーもいれば、4年ぶりに訪れたメンバーもいて、それぞれが感じた「変化」も少しずつ違っていました。

    営業にとっては、

    「ベトナムでどのようなものづくりができるのか」

    「お客様にどのような提案ができるのか」

    「日本とは製品の管理方法にどんな違いがあるのか」

    という視点。

    管理部門にとっては、

    「現地スタッフが働く環境はどうなっているのか」

    「日本との情報共有や管理をどうしていくのか」

    という視点があります。

    それぞれの立場から現地を見ることで、これまで気づかなかったことも見えてきます。

    海外拠点を「遠くにある工場」と考えるのではなく、同じ明和で働く仲間がいる場所として見ること。

    今回の出張は、そのことを改めて考える機会になりました。

     

    ベトナムと日本をつなぐものづくり

    日本とベトナム。

    距離も文化も異なります。

    それでも、ものづくりという共通の仕事を通じて、日々つながっています。

    ベトナムの製造業が発展していけば、現地で求められる技術や品質もさらに高度になっていくでしょう。

    明和ベトナムも、単に「海外で生産するための工場」ではなく、日本とベトナム、それぞれの強みを生かしてお客様のものづくりを支える拠点として成長していきたいと考えています。

    今回の訪問を通じて、ベトナムという国が変化していること、そして明和ベトナムもその変化の中にあることを実感しました。

    これからも明和では、日本とベトナムの社員が力を合わせ、より良いものづくりを目指していきます。

     

    ■ お問い合わせ

    ベトナムでの生産も含め、試作・量産を問わずぜひご相談ください。

    図面や3Dデータでのご相談も歓迎です。

    お問い合わせはこちら:https://www.meiwainc.co.jp/contact/

  • 2026.10.143Dスキャナ型三次元測定機「VL-800」を導入しました

    Category | お知らせ

    平素より株式会社明和のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

     

    検査機器・検査の方法も、少しずつ進化しています。

    今回、明和ではキーエンス製3Dスキャナ型三次元測定機「VL-800」を導入しました。

    株式会社明和の検査室に設置したキーエンス製3Dスキャナ型三次元測定機「VL-800」と操作用パソコン

    製品をつくるうえで、「加工すること」と同じくらい大切なのが「検査」です。

    図面どおりの寸法になっているか。

    製品の形状に問題がないか。

    加工した結果、設計した形とどの程度違いがあるのか。

    こうした確認を行いながら、製品の品質をつくり込んでいきます。

    そこで今回、検査設備として新たに導入したのが、3Dスキャナ型三次元測定機「VL-800」です。

     

    これまでの検査方法

    これまで明和では、製品の形状や寸法を確認する際に、複数の測定設備を使い分けていました。

    例えば、3Dスキャンによる形状確認にはキーエンス製「VL-300」を使用し、寸法などの確認にはミツトヨ製「QVH2-X606」を使用する、といった具合です。

    設備ごとに、得意な測定があります。

    そのため、製品によっては設備を使い分けながら検査を行う必要がありました。


    1台で「スキャン」と「測定」

    今回導入したVL-800の特徴の一つが、製品を3Dスキャンし、そのデータを使って測定・比較まで行えることです。

    これまで別々の設備で行っていた確認を、VL-800を使って連続して行えるようになります。

    製品をスキャンして3Dデータを取得。

    そのデータを使って、寸法や形状を確認。

    さらに、設計データなどと比較して、実際の製品がどのような状態になっているのかを確認します。


    「点」だけではなく「全体」を見る

    通常の寸法測定では、必要な箇所を選んで測定することが基本です。

    これは非常に重要な検査方法ですが、製品によっては、一部分だけではなく全体の形状を確認したい場合もあります。

    3Dスキャンでは、製品の形状をデータとして取り込むことができます。

    そのため、

    「設計した形と実際の製品はどのくらい違うのか」

    「製品のどの部分に差(ズレ)があるのか」

    といったことを、視覚的に確認しやすくなります。


    検査のスピードアップにもつながります

    今回の設備導入で期待していることの一つが、検査にかかる時間の短縮です。

    これまで複数の設備を使い分けていた検査を、VL-800で連続して行えるようになれば、測定そのものだけでなく、設備を移動したり、別の設備で改めて測定したりする時間も減らすことができます。

    特に、製品をつくり始めた段階(試作や量産の立ち上げ時)で、

    「設計した形と実際につくったものに違いがないか」

    をできるだけ早く確認することは重要です。

    早い段階で状態を確認できれば、加工条件の見直しなど、次の手を早めに打つことができます。


    新しい設備を「入れる」だけでは終わりません

    新しい測定設備を導入したからといって、それだけで品質が向上するわけではありません。

    大切なのは、測定した結果をどう活用するかです。

    明和では、

    測る
    ↓
    違いを確認する
    ↓
    原因を考える
    ↓
    加工や製造に活かす

    という流れにつなげていきたいと考えています。

    検査は、最後に製品を確認するだけの工程ではありません。

    製品をより良く、より安定してつくるための情報を得る工程でもあります。


    さまざまな製品への活用を目指して

    明和では、切削、板金、プレス、溶接など、さまざまな加工を行っています。

    VL-800についても、特定の製品だけではなく、これからさまざまな場面で活用していく予定です。

    試作品の形状確認。

    加工品の寸法・形状確認。

    設計データと実際の製品との比較。

    加工前後の形状確認。

    製品によって必要な検査方法は異なります。

    だからこそ、新しい測定方法も取り入れながら、それぞれの製品に合った検査方法を考えていきます。

    meiwa-vl800-diagram.png	株式会社明和のVL-800導入による検査方法の変化:従来はVL-300で3Dスキャン、QVH2-X606で寸法測定と別々に行っていた検査を、VL-800で3Dスキャン・寸法測定・CADデータ比較まで1台で連続して行う流れの図解


    「つくる」だけではなく「確かめる」ことも

     

    明和ではこれまで、加工技術や設備を積極的に導入してきました。

    今回のVL-800も、その一つです。

     

    製品をつくる技術だけでなく、

    「つくったものを正しく確認する技術」

    も、ものづくりには欠かせません。

     

    これからも「つくる」と「確かめる」の両面から、お客様に安心してお任せいただけるものづくりを続けていきます。

    設備や技術への取り組みは、引き続きこのスタッフブログでご紹介していきます。

     

    ■ お問い合わせ

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  • 2026.09.16高精度・難加工技術展/表面改質展2026 出展のお知らせ

    Category | お知らせ

    平素より株式会社明和のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

    今回は、当社の展示会出展に関してご報告させていただきます。

    当社は、2026年11月18日(水)~11月20日(金)に開催される
    「高精度・難加工技術展/表面改質展2026」へ出展いたします。

    本展示会は『加工の極限を追求』をテーマに、精密加工・難加工技術など、より高度なものづくり技術が一堂に会する専門展示会となっております。

     高精度・難加工技術展/表面改質展2026 株式会社明和(愛知県安城市)出展のお知らせ

    【開催概要】

    ■展示会名:高精度・難加工技術展/表面改質展2026
    ■会期  :2026年11月18日(水)~11月20日(金) 10:00~17:00
    ■会場  :東京ビッグサイト 東2ホール
    ■ブース番号:No.K-03

    https://autumnfair.nikkan.co.jp/

    【出展内容】

    当社では、半導体業界で培った金属加工技術をベースに、精度・難加工性を重視したものづくりをご紹介いたします。

    また、真空装置関連の加工にも対応しており、現在新規サンプルの製作も進めております。

    板金、プレス、切削加工、溶接、組付まで一貫して対応しており、
    試作から量産まで、お客様の製品づくりをトータルでサポートいたします。

     

    株式会社明和の開発支援 6つのメリット(アイデアの提案から設計・試作・量産までワンストップで対応)

    【このようなお客様におすすめです】

    ・精度や難加工性が求められる部品加工でお困りの方
    ・複数工程をまとめて依頼できるパートナーをお探しの方
    ・試作から量産まで一貫して相談したい方

    明和の複合加工技術の図解。機械加工・板金加工・プレス加工・ダイカスト・金型/治具設計製作・測定・組立・品質管理の自社技術と、設計・試作・評価・量産まで一貫した開発支援、品質向上・コスト最適化・開発スピード加速の3つの価値を紹介

     

    【当社の展示会出展の考え方】

    本展示会は、受注を目的とするだけでなく、新たな情報交換や今後のパートナーシップ構築の場として位置づけております。

    既存の取引先様に限らず、新たな選択肢としてご検討いただくきっかけになれば幸いです。

     

    ご来場の際は、ぜひ当社ブースへお立ち寄りください。
    皆様のご来場を心よりお待ちしております。

    招待状等ご希望の方はぜひ気軽にお問合せください。

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    https://www.meiwainc.co.jp/contact/

  • 2026.09.30金型製作について 設計から製作まで内製できる強みと、一貫対応のメリットを解説

    Category | 技術情報

    平素より株式会社明和のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

     

    本記事では、金型製作の概要と、当社が金型製作を社内で行っているメリットについてご紹介します。

     金型の設計から製作・修正・保守まで社内で一貫対応する株式会社明和の金型製作の流れ

     ※本画像は生成AIを使用して作成しました。

     

    ■ 金型製作とは

     金型とは、プレス加工やダイカストなどで製品の形状を作り出すための専用の型です。金型の精度が製品の品質・コスト・納期に直結するため、製造工程において非常に重要な役割を担っています。

     

    ■ 金型の種類

     ・単発型:1工程につき1つの加工のみを行う最もシンプルな金型

    ・順送金型:1つの金型内に複数の工程(ステージ)が等間隔で並んでいる金型

    ・総抜型(コンパウンド):1回の下向きのプレス動作で外形抜きと内径を同時に行う金型

    ・トランスファー型:独立した複数の単発型を1台のプレス機に並べたシステム。

     

    ■ 内製対応のメリット

     当社では、金型の設計から製作・修正・改造まで社内で一貫して対応しています。外注に頼らず内製できることには、以下のようなメリットがあります。

     ・納期の短縮 :外部発注のやり取りが不要なため、金型の製作・修正をスピーディに対応

    ・コスト管理 :外注費が発生しないため、トータルコストを抑えやすい

    ・品質の安定 :設計から製造・量産まで同じチームが担当するため、意図した精度を維持しやすい

    ・柔軟な改造 :量産中の仕様変更や金型の微調整にも迅速に対応可能

     

    ■ 対応可能な加工設備(金型製作)

     金型製作には高い精度が求められます。当社では以下の設備を保有し、精密な金型製作に対応しています。

     ・マシニングセンター :複雑形状の金型部品を高精度に切削加工

    ・ワイヤ放電加工機  :細部の輪郭・穴形状を高精度に加工

    ・放電加工機     :硬い材料への彫り込み加工に対応

    ・研削盤       :金型面の平面精度・面粗さを仕上げ

     

    ■ 対応可能な金型サイズ目安

     ・金型サイズ:小型部品用〜中型部品用まで対応(詳細はご相談ください)

    ・材 料  :SKD11・SKH51など工具鋼を中心に対応

     ※対応範囲は製品形状・工程により異なります。詳細はお問い合わせください。

     

    ■ 当社での対応ポイント

     ・金型設計から製作・修正・改造まで社内一貫対応

    ・試作段階では板金加工にて対応可能

    ・プレス加工・切削加工と同じ拠点で金型を製作するため、連携がスムーズ

    ・試作段階から量産を見据えた金型設計のご提案が可能

    ・既存金型の修正・改造にも対応

     

    ■ まとめ

     金型を内製できることは、納期・コスト・品質のすべてにおいてメリットをもたらします。金型製作から量産までをワンストップでご依頼いただけますので、まずはお気軽にご相談ください。

     

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TEL:0566-92-1880
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